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月給制と年俸制を比べてみた

2024年12月9日

みなさんは12月と聞くと、どんなイベントを思い出しますか?

クリスマス・年始末の準備と楽しいイベントも思いつくと同時に私は、
12月が来ると賞与の月が来たな…と思ったりします。

共感してくれる方いますかね!?

ただ最近、周りの会社さんの話を聞いていると、
年俸制を取り入れている企業がほとんどで、
賞与を年に2回支給している会社は少なくなってきている印象です。

そこでふと思いました。

  • なんでみんな、賞与2回の支給から年俸制に切り替えているんだろう?

ということで今回は、年俸制を導入する理由について、
少し検証してみたいと思います!

年俸制の方が人を集めやすい?

年俸制のメリットはいろいろ考えられますが、
今回は求人サイトでの「見え方」に注目してみます。

年俸制だと、月給が高く見えるため、
求人募集の際に応募が集まりやすいんじゃないか?という仮説です。

具体的に分かりやすくするため、次の3つのケースで比較してみます。

  • 月給  + 残業代(10時間分)+ 賞与
  • 年俸制 + 残業代(10時間分)
  • 年俸制 + みなし残業代(10時間分)

それでは、計算スタート!

計算ベースの給与額を30万円として、
賞与額を60万円。いずれも10時間の残業をした場合の想定で計算。

※ 残業代は基本給が計算の基準額になるので、実際の計算では少し差が生じます。

  • A) 281,256円 = 30万を基準に10時間×12ヶ月残業した場合の金額
  • B) 328,128円 = 年俸420万円÷12ヶ月の35万円を基準に10時間×12ヶ月残業した場合の金額
  • C) 328,128円 = Bの金額相当をみなし残業分として加算

月給部分の見え方を比較してみると…

残業代の計算上、年収額も図の右にいくにつれ増額しますが、それ以上に月収換算した際に見え方が大きく変わってきます。

同じ基本給でも、年俸制の方が月給が高く見える結果になりましたね!

どうでしょうか…?


計算根拠となる基本給が同じでも残業代の計算結果は異なるので、
多少の金額差も出てきますが、あくまで仮にどういう違いがあるのか、
見比べてみると年棒の方が高くは見える結果となりました。


今回はあくまで見比べるための計算であって、
元々の給与支給の考え方はそれぞれに意図があるので、
見せ方云々で決めるものではないですし、そういう支給の方法をするといったことはない前提ですが、
仕事を探す際の大きな条件となるのが給与ですし年棒にする事で、
求人で人を集まりやすいと言うメリットとはなりそうですね。

意外と柔軟な賞与支給

そういえば話は少し変わってしまいますが、
年棒について触れたので賞与支給のタイミングについても少し。

今この記事を読んでいる賞与支給をされている企業の方は、
どういったタイミングで賞与支給されていますか?

6月・12月の支給にされている企業が多いのではないでしょうか?


賞与支給のタイミングといえば、夏か冬!というイメージですが
実は特別なルールはなく、勿論年に2回夏と冬に支給をしても良いですし、
4月と9月に支給と言った形で支払うことも可能です。


また、支給回数も自由で2回や4回とかの設定も可能です。

会社のルールで支給するしないが決定出来るので、
自分の会社に合うタイミングで考えていきたいですね。

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